2025.07.16
コラム
フェイススクレロセラピーで顔の血管を消す!効果・費用・リスクを徹底解説

\たった数分で、ここまで変わる!/
フェイススクレロセラピーの実際の施術をご覧ください
これが「フェイススクレロセラピー」
静脈瘤治療の専門技術を顔に応用。
「フェイススクレロセラピー」は繊細な部位にも対応可能なこの施術は、即効性と安全性を兼ね備えています。
顔の血管、もう悩まない!
鏡を見るたびに、顔に浮き出る細い血管や赤みが気になっていませんか?
特に、小鼻の横、頬、目の下、こめかみなどに現れる血管は、メイクで隠しきれないことも多く、多くの人が悩みを抱えています。
これらの血管は、加齢、体質、紫外線、生活習慣など様々な要因によって目立つようになります。
かつては治療が難しいとされてきた顔の血管の悩みですが、近年、「フェイススクレロセラピー」という新しい治療法が注目を集めています。
この治療法は、気になる血管に直接アプローチすることで、根本的な改善を目指します。
本記事では、フェイススクレロセラピーの基本的な情報から、その効果、費用、そして気になるリスクまで、詳しく解説していきます。
顔の血管の悩みを解消し、自信あふれる素顔を取り戻したい方は、ぜひ最後までお読みください。
フェイススクレロセラピーとは?
顔の血管治療の新しい選択肢
フェイススクレロセラピーとは、顔に浮き出た目立つ血管(表在静脈、静脈瘤、クモ状静脈など)に対して、特殊な薬剤を直接注入することで、血管を閉塞させて目立たなくする治療法です。
この治療は「硬化療法」の一種であり、主に下肢静脈瘤の治療で長年用いられてきた安全性の高い手法を顔に応用したものです。
硬化療法って何?そのメカニズムを解説
硬化療法は、血管内に「硬化剤」と呼ばれる薬剤を注入することで、血管を閉塞・吸収させる治療法です。
フェイススクレロセラピーでは、主に「ポリドカノール」という薬剤が使用されます。
この薬剤が血管内に注入されると、血管の内壁を刺激し血管を収縮しやがて閉塞します。
閉塞した血管は、時間の経過とともに体内に自然に吸収され、徐々に目立たなくなっていきます。
このプロセスは通常、約3ヶ月かけて進行します。一度閉塞し吸収された血管は、基本的に再発することはありません。
しかし、加齢や体質によって、別の血管が新たに目立つようになる可能性はあります。
レーザー治療との違いは?あなたに合うのはどっち?
顔の血管治療には、フェイススクレロセラピーの他にレーザー治療も存在します。
両者には明確な違いがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
レーザー治療は、熱エネルギーを用いて血管を破壊する治療法です。
特定の波長のレーザー光を血管に照射することで、血管内のヘモグロビンが熱を吸収し、血管を凝固・破壊します。
一方、フェイススクレロセラピーは、薬剤を直接注入することで血管を閉塞・吸収させる治療法です。
主な違いは以下の通りです。
項目 | フェイススクレロセラピー | レーザー治療 |
---|---|---|
治療原理 | 硬化剤を注入し、血管を閉塞・吸収させる | 熱エネルギーで血管を破壊する |
肌への負担 | 熱によるダメージが少なく、肌への負担が抑えられる | 熱によるダメージがあるため、肌への負担がやや大きい |
治療対象 | 目の周り、小鼻、こめかみなど、レーザーでは難しかった部位も対応可能。血管の太さに関わらず治療可能。 | 特定の血管の太さや深さに制限がある場合がある。 |
効果の即効性 | 施術直後から変化を実感しやすい | 数回通院を前提とした漸進的な効果。 |
ダウンタイム | ほぼなし(内出血や腫れが数日程度、化粧で隠せるレベル) | 赤み、腫れ、かさぶたなどが数日〜数週間続く場合がある。 |
どちらの治療法が適しているかは、血管の状態、治療部位、患者様の希望によって異なります。
特に、レーザー治療で効果を感じられなかった方や、目の周りや小鼻などデリケートな部位の血管が気になる方には、フェイススクレロセラピーが新しい選択肢となるでしょう。
こんなお悩みありませんか?フェイススクレロセラピーがおすすめの方
顔の血管が目立つことで、以下のようなお悩みを抱えていませんか?
- 鏡を見るたびに、顔に浮き出る血管が気になる
- 赤ら顔や酒さ、毛細血管拡張症に悩んでいる
- 加齢とともに血管が浮き出てきた
- メイクやコンシーラーで隠しきれない血管がある
- 従来のレーザー治療では効果を感じられなかった
- 短期間で効果を実感したい
もし一つでも当てはまるなら、フェイススクレロセラピーはあなたの悩みを解決する有効な手段となる可能性があります。
顔の血管が目立つ主な原因とは?
顔の血管が目立つようになる原因は一つではありません。
複数の要因が絡み合って症状が現れることがほとんどです。
主な原因としては、以下の点が挙げられます。
1.加齢による皮膚の薄化
年齢を重ねると、皮膚のコラーゲンや脂肪が減少し、皮膚が薄くなります。これにより、皮膚の下にある血管が透けて見えやすくなります。特に目の下や頬の血管が目立ちやすい傾向があります。
2.赤ら顔・毛細血管拡張症
毛細血管が慢性的に拡張し、広がったままになることで、顔全体が赤く見えたり、細い血管が網目状に浮き出たりします。
3.酒さ(しゅさ)
慢性的な炎症性皮膚疾患で、頬、鼻、額、あごなどに赤みや細かい血管の拡張が現れます。進行すると血管がより目立つようになります。
4.体質・遺伝的要因
生まれつき皮膚が薄い、または血管が拡張しやすい体質の方は、比較的若いうちから血管が目立ちやすいことがあります。
5.ホルモンバランスの変化:
妊娠、更年期、ストレスなどによるホルモンバランスの変化が、血管の拡張を引き起こし、顔の血管が目立つ原因となることがあります。
これらの原因によって目立つようになった血管に対し、フェイススクレロセラピーは直接的にアプローチし、改善へと導きます。
フェイススクレロセラピーの驚くべき効果とメリット
フェイススクレロセラピーは、顔の血管の悩みを抱える方にとって、画期的な治療法です。その効果とメリットは多岐にわたります。
施術直後から実感!
ピンポイントで血管を消す力
フェイススクレロセラピーの最大の特長の一つは、その即効性です。
多くの患者様が、施術直後から血管が目立たなくなる変化を実感しています。
硬化剤が注入された血管は、すぐに閉塞プロセスを開始するため、視覚的な改善が比較的早く現れます。
また、この治療法は、気になる血管をピンポイントで狙って治療できるため、周囲の健康な組織への影響を最小限に抑えることができます。
一度消えた血管は再発しない?持続性について
硬化療法によって閉塞し、体内に吸収された血管は、基本的に再発することはありません。
これは、血管そのものが消失するためです。
しかし、前述の通り、加齢や体質、生活習慣の変化などによって、治療した部位の近くや別の場所に新たな血管が浮き出てくる可能性はあります。
その場合でも、追加の施術によって対応が可能です。
長期的な視点で見ても、一度治療した血管が再び目立つ心配が少ない点は、患者様にとって大きなメリットと言えるでしょう。
ダウンタイムはほぼなし!
日常生活への影響は?
美容医療において、ダウンタイムは多くの人が気にするポイントです。
フェイススクレロセラピーは、注射による治療であるため、メスを使用する外科手術に比べて体への負担が非常に少ないのが特徴です。
施術後に内出血や腫れが生じることはありますが、ほとんどの場合、数日程度で治まり、メイクで十分に隠せるレベルです。
そのため、治療後すぐに日常生活に戻ることができ、仕事やプライベートへの影響を最小限に抑えられます。
忙しい方でも気軽に受けられる治療と言えるでしょう。
目の周りや小鼻もOK!
広範囲に対応できる理由
従来のレーザー治療では、目の周りや小鼻、ほうれい線、こめかみなど、皮膚が薄くデリケートな部位や、血管が複雑に走行している部位の治療は難しいとされてきました。
しかし、フェイススクレロセラピーは、細い針を使って硬化剤を直接血管に注入するため、これらのデリケートな部位にも安全かつ正確にアプローチすることが可能です。
これにより、これまで治療を諦めていた方も、顔全体の血管の悩みを解消できる可能性が広がりました。
施術の流れ:
カウンセリングからアフターケアまで
フェイススクレロセラピーの施術は、一般的に以下の流れで進められます。
1.医師によるカウンセリング
まず、患者様の顔の血管の状態を詳しく診察し、目立たなくしたい血管の部位や太さ、患者様の希望を総合的に考慮します。
治療の適応があるか、どのような効果が期待できるか、リスクや費用についても丁寧に説明が行われます。
疑問点や不安な点があれば、この段階でしっかりと医師に確認しましょう。
2.治療
カウンセリングで治療方針が決定し、患者様が同意すれば、カウンセリング当日に治療を行うことも可能です。
治療部位を消毒した後、極細の針を用いて硬化剤を血管内に慎重に注入します。
施術時間は、治療範囲にもよりますが、数分程度と非常に短時間で終了します。
痛みは最小限に抑えられますが、チクッとした刺激を感じる場合があります。
3.終了
治療後、特別な処置は必要なく、すぐにご帰宅いただけます。
施術直後からメイクも可能です。
知っておきたい!
フェイススクレロセラピーの費用相場
フェイススクレロセラピーは自由診療となるため、クリニックによって費用が異なります。
また、治療範囲(全顔、半顔、部分など)によっても費用は変動します。
一般的な費用相場は以下の通りです。
治療範囲 | 通常価格(目安) | モニター価格(目安) |
---|---|---|
全顔 | 100,000円~200,000円 | 100,000円~150,000円 |
半顔 | 80,000円~100,000円 | 70,000円~90,000円 |
※上記はあくまで目安であり、クリニックや治療内容によって変動します。
正確な費用については、カウンセリング時にクリニックに直接確認するようにしましょう。
モニター価格が設定されている場合もありますが、その際は写真や動画の提供など、クリニックの条件を満たす必要があります。
副作用とリスク:
安心して治療を受けるために
フェイススクレロセラピーは安全性の高い治療法ですが、医療行為である以上、いくつかの副作用やリスクが存在します。
治療を受ける前に、これらを十分に理解しておくことが重要です。
- 内出血・腫れ
注射による治療のため、施術部位に内出血や腫れが生じることがあります。ほとんどの場合、数日〜1週間程度で自然に治まりますが、個人差があります。メイクで隠せる程度のものがほとんどです。 - 色素沈着
稀に、治療部位に一時的な色素沈着が生じることがあります。これは、閉塞した血管内の血液成分が皮膚に沈着することで起こります。通常は数ヶ月で薄くなりますが、完全に消えるまでに時間がかかる場合もあります。 - アレルギー反応
硬化剤に対するアレルギー反応が起こる可能性はごく稀ですが、全くないわけではありません。事前にアレルギーの有無を確認し、もし異常を感じた場合はすぐに医師に報告しましょう。 - しこり
治療後に一時的にしこりのように触れることがありますが、これは閉塞した血管が吸収される過程で生じるもので、時間とともに解消されます。 - 神経障害
非常に稀ですが、神経に近い血管を治療した場合に、一時的なしびれや感覚異常が生じることがあります。 - 皮膚潰瘍:
硬化剤が血管外に漏れた場合や、皮膚の血流が一時的に阻害された場合に、皮膚潰瘍が生じる可能性があります。これは非常に稀な合併症ですが、万が一発生した場合は適切な処置が必要です。 - 血管の残存
一度の治療で全ての血管が完全に消失しない場合もあります。その際は、追加の治療が必要となることがあります。
これらのリスクについて、カウンセリング時に医師から十分に説明を受け、納得した上で治療を受けるようにしましょう。
【注意!!】治療は必ず血管専門の医師に相談を
フェイススクレロセラピーは繊細な顔の血管にアプローチする治療であるため、経験豊富な血管外科専門の医師のもとで行うことが非常に重要です。
美容目的の施術であっても、血管の解剖や硬化療法に精通した医師でなければ、合併症や思わぬ副作用のリスクを高めてしまう可能性があります。
特に、下肢静脈瘤などの治療経験が豊富なクリニックでは、顔の血管にも正確かつ安全に対応できるスキルと設備を備えていることが多いです。
安易に見た目の価格や雰囲気だけで選ばず、医師の専門性や実績をしっかり確認した上でクリニックを選ぶようにしましょう。
また、クリニック選びの参考として「Googleの口コミ」も非常に有効です。
実際に施術を受けた患者さんの声や、医師やスタッフの対応、施設の清潔感など、リアルな体験談が確認できます。
評価の高いクリニックは、それだけ信頼と実績がある証拠でもあります。
安易に価格や雰囲気だけで選ばず、医師の専門性・実績、口コミ評価などを総合的にチェックして、安心できる医療機関を選ぶようにしましょう。
よくある質問Q&A:あなたの疑問を解消!
フェイススクレロセラピーに関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q1: スクレロセラピーの意味は何ですか?
A1: スクレロセラピーとは「硬化療法」を指します。これは、血管内に薬剤を注入して血管を閉塞させる治療法の総称で、下肢静脈瘤の治療などにも用いられています。
Q2: 1度の治療で顔の血管は完全に消えますか?
A2: 治療効果には個人差がありますが、多くの場合、一度の治療で目立つ血管の改善を実感できます。注入された血管は硬化剤の作用によって徐々に細くなり、最終的に消失します。完全に消えるまでの回数は血管の状態によって異なりますが、一度消えた血管は再発しません。
Q3: 血管を閉塞させてしまっても大丈夫なのでしょうか?
A3: はい、問題ありません。フェイススクレロセラピーの治療対象となるのは、顔の表面に浮き出て目立つ「表在静脈」に限られます。これらの血管は、顔の血流において重要な役割を担っているわけではありません。体内の他の血管が血流を補うため、治療によって循環に影響が出ることはほとんどありません。硬化療法は、長年の実績があり、安全性が確立された治療法です。
Q4: レーザー治療とフェイススクレロセラピー、どちらが良いですか?
A4: どちらが良いかは、患者様の血管の状態や希望によって異なります。レーザー治療は熱で血管を破壊するのに対し、フェイススクレロセラピーは薬剤注入で血管を閉塞・吸収させます。フェイススクレロセラピーは、肌への負担が少なく、目の周りや小鼻などデリケートな部位の治療にも適しています。レーザー治療で効果が不十分だった方にも有効な選択肢となります。医師とのカウンセリングで、ご自身に最適な治療法を相談しましょう。
Q5: 施術は痛いですか?
A5: 極細の針を使用するため、痛みは最小限に抑えられています。チクッとした刺激を感じる程度で、ほとんどの方が麻酔なしで問題なく受けられます。痛みに敏感な方には、表面麻酔や笑気麻酔の使用も可能です。
Q6: 治療後に血管が再発することはありますか?
A6: 硬化療法によって一度閉塞し、体内に吸収された血管が再発することはありません。しかし、加齢や体質、生活習慣の変化などによって、治療した部位の近くや別の場所に新たな血管が浮き出てくる可能性はあります。その場合でも、追加の施術で対応が可能です。
まとめ:フェイススクレロセラピーで自信あふれる素顔へ
顔に浮き出る血管は、多くの人にとって長年の悩みであり、メイクで隠しきれない、老けて見えるといったコンプレックスにつながることも少なくありませんでした。
しかし、フェイススクレロセラピーは、このような悩みを根本から解決するための画期的な治療法として注目されています。
この治療法は、硬化剤を直接血管に注入することで、気になる血管をピンポイントで閉塞・吸収させ、目立たなくします。
即効性があり、ダウンタイムが少ないため、忙しい現代人にとっても受けやすい治療と言えるでしょう。
また、目の周りや小鼻など、これまで治療が難しかったデリケートな部位にも対応できる点が大きなメリットです。
もちろん、医療行為である以上、費用や副作用、リスクについて理解しておくことは重要です。
しかし、血管外科専門の医師による適切な診断と治療計画のもとであれば、安心して施術を受けることができます。
顔の血管の悩みを解消し、自信を持って笑顔になれる日々を手に入れるために、ぜひ一度、フェイススクレロセラピーについて専門のクリニックに相談してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者
院長 佟 暁寧