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下肢静脈瘤・ハンドベイン治療専門

2026.01.20

コラム

下肢静脈瘤は日帰りで治療できる?歩いて帰れるのか、血管外科専門の医師が解説

下肢静脈瘤は日帰りで治療できる?歩いて帰れるのか、血管外科専門の医師が解説

足の血管がボコボコと浮き出て見える、下肢静脈瘤。
見た目だけでなく、足のだるさやむくみ、痛み、こむら返りなどに悩まれている方も多いのではないでしょうか。

「治療が必要と言われたけれど、入院は避けたい」
「日帰りと聞いたけれど、本当に歩いて帰れるの?」
「仕事や家事にどれくらい影響があるのか不安」

このような疑問や不安をお持ちの方に向けて、
本記事では 血管外科専門の医師の立場から、下肢静脈瘤の日帰り治療について、わかりやすく解説します。

結論|下肢静脈瘤の治療は多くの場合「日帰り」で可能です

現在の下肢静脈瘤治療は医療技術の進歩により、入院を必要としない日帰り治療が主流 となっています。

治療は局所麻酔を中心に行い、体への負担が少ないため、
治療後はご自身の足で歩いて帰宅することが可能 です。

もちろん、すべての方が必ず日帰りになるわけではありませんが、
多くの患者様が日常生活への影響を最小限に抑えながら治療を受けられています。

なぜ下肢静脈瘤は日帰り治療が可能なのか?

血管内治療の進歩

下肢静脈瘤の日帰り治療を支えているのが、血管内治療 の進歩です。

代表的な治療法には以下があります。

  • 血管内レーザー治療(EVLA)
  • 高周波治療(RFA)
  • グルー治療(血管内塞栓術)

いずれも、細いカテーテルを血管内に挿入し、
異常を起こしている静脈を内側から閉塞させる治療法です。

局所麻酔で行える、体への負担が少ない治療

これらの治療は、主に 局所麻酔(必要に応じて静脈麻酔を併用) で行います。
全身麻酔は不要なため、身体への負担が少なく、治療後の回復も早いのが特徴です。

傷も針穴程度と小さく、出血量もごくわずかです。

下肢静脈瘤の日帰り治療で行われる主な治療法

血管内レーザー治療(EVLA)

レーザーの熱を利用して、異常を起こした静脈を閉じる治療法です。
保険適用で行われることが多く、治療時間は30分前後です。

高周波治療(RFA)

レーザーの代わりに高周波を使用する治療法で、
痛みが少なく、術後の違和感が比較的軽いとされています。

グルー治療(血管内塞栓術)

医療用接着剤(グルー)を用いて静脈を閉塞する方法です。
レーザーや高周波が適さない場合に選択されることがあります。

硬化療法(注射治療)

比較的細い静脈瘤に対して、硬化剤を注射する治療です。
治療後の生活制限は基本的にありません

日帰り治療後は歩いて帰れる?当日の過ごし方

「日帰りと言っても、本当に歩いて帰れるの?」
これは非常によくいただく質問です。

結論として

多くの方が治療後、ご自身の足で歩いて帰宅されています。

  • 公共交通機関の利用:可能
  • 当日の軽い日常生活:可能

治療後は弾性包帯や弾性ストッキングを着用しますが、
歩行そのものに支障が出ることはほとんどありません。

※長時間の無理な歩行や激しい運動は、医師の指示に従って控えてください。

下肢静脈瘤の日帰り治療|当日の流れ

当院での一般的な流れをご紹介します。

  1. 受付後、お手洗いを済ませ待合室で待機
  2. 更衣・問診(上半身は普段の服装のまま)
  3. 手術室へ移動し、点滴・麻酔
     ※手に一時的なピリピリ感が出ることがありますが、すぐにおさまります
  4. 消毒・手術開始(痛みを感じた場合はすぐにお伝えください)
  5. 意識はある状態で、痛みの少ない治療を行います

治療時間は片足おおよそ30分前後です。

治療後の生活|仕事・入浴・運動はいつから?

  • 仕事復帰:翌日から可能な方が多い
  • シャワー・入浴:翌日から可能
  • 激しい運動:1週間程度は控えるのが目安

日常生活への制限は最小限で済むケースがほとんどです。

日帰り治療が可能な方・注意が必要な方

日帰り治療が可能な方

  • 多くの下肢静脈瘤患者様が対象となります

慎重な判断が必要な場合

  • 重い心疾患・呼吸器疾患がある方
  • 抗凝固薬を服用中の方
  • 非常に広範囲の静脈瘤がある方

これらの場合も、血管外科専門の医師が状態を確認したうえで判断 します。

費用・保険について

下肢静脈瘤の日帰り治療は、保険診療として行われます。

  • 手術名:下肢静脈瘤血管内焼灼術
  • 保険コード:K617-4

自己負担額の目安(片足)

  • 1割負担:約13,000円
  • 2割負担:約26,000円
  • 3割負担:約39,000円

医療費控除や高額療養費制度の対象となる場合もあります。

まとめ|下肢静脈瘤は「日帰りで無理なく治療できる時代」です

現在の下肢静脈瘤治療は、
日帰り・歩いて帰宅・生活への影響が少ない治療 が可能な時代になっています。

足のだるさや血管の浮き出しが気になる方は、
我慢せず、まずは血管外科専門の医師へご相談ください。

早めの診断が、より負担の少ない治療につながります。

動画でモニター様にご協力いただき流れを公開していますのでぜひ合わせてご覧ください。

下肢静脈瘤の治療は大阪静脈瘤クリニックにお任せください

私たち大阪静脈瘤クリニックは、患者様の「見た目」と「症状」両方に寄り添い、納得のいく治療を提供する血管外科の専門クリニックです。
初診時の超音波検査から保存療法、血管内治療、硬化療法まで、一人ひとりに最適な治療をご提案しています。
口コミ500件以上/★4.9の評価も、安心の証です。お気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

院長 佟 暁寧

静脈瘤の佟先生(佟 暁寧)・大阪静脈瘤クリニック院長・ 日本静脈学会 国際委員 ・ 下肢静脈瘤治療経験1万例超え(日中米)・ 手/顔の血管治療件数日本トップクラス ・ 『フェイススクレロセラピー』開発者 ・ TikTokアカウント名:静脈瘤の佟先生