2025.06.11
コラム
浮き出た手の血管を消す治療「消しても大丈夫?痛みは?」静脈専門クリニック医師が徹底解説

「手の血管、気になりませんか?」
可愛いネイルやアクセサリーしても、自分の手の血管が浮いて老けて見える。そんな経験はありませんか?
「手の浮き出た血管」というお悩みは、多くの女性に共通するものです。その症状は、もしかすると「ハンドベイン」と呼ばれる状態かもしれません。
この記事では、ハンドベインの正体や原因、美容医療としての治療法、そして大阪静脈瘤クリニックでのアプローチまで詳しくご紹介します。
ハンドベインとは?医師が語るその正体
ハンドベイン=手に浮き出る静脈
ハンドベイン(Hand Vein)とは、手の甲や腕に浮き出た静脈が目立つ状態のことです。これは「病気」ではありませんが、美容的な観点から悩まれる方が増えています。
原因は加齢だけじゃない
- 加齢による皮膚の萎縮
- 皮下脂肪の減少
- 体質・遺伝
- 筋トレや運動習慣
- 低体脂肪率
これらが複合的に作用し、血管が目立ちやすくなります。
見た目年齢に影響?ハンドベインがもたらす印象
「老け手」という言葉をご存じでしょうか?コスメや美容医療で美に投資しても、手元の印象が全体の美しさを損なうことがあります。
- 手元に自信がなく、ネイルも映えない
- 名刺交換や接客で手を見られるのが恥ずかしい
- SNSや記念写真で手元を隠してしまう
ハンドベインの悩みは、見た目の印象だけでなく、心理的なストレスにもつながります。
美容医療でのハンドベイン施術
手の甲に浮き出た血管(ハンドベイン)は、年齢や体質によって目立ちやすくなることがあります。これを改善するため、美容医療ではさまざまな方法が用いられていますが、注意すべき点もあります。
ヒアルロン酸注入
血管の周囲にヒアルロン酸を注入し、皮膚にふくらみを持たせることで血管を目立たなくする治療です。施術時間が短く、ダウンタイムも少ないため手軽に受けられる点が魅力です。ただし、注入されたヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されるため、効果は一時的であり、定期的なメンテナンスが必要になります。
脂肪注入
自身の脂肪を採取し、手の甲に注入する方法です。ヒアルロン酸よりも持続性があるとされていますが、注入した脂肪の定着率には個人差があり、時間の経過とともに元の状態に戻ってしまう可能性もあるため、長期的な視点では限界があるとも言えます。
大阪静脈瘤クリニック:こだわりのハンドベイン治療
佟(トウ)医師による医療と美容の両立
当院では、美容目的のハンドベイン治療を行っており、患者様一人ひとりの手元の状態とライフスタイルに合わせたオーダーメイド治療を提供しています。
治療法は主に以下の2つ:
- 硬化療法(スクレロセラピー)
- 血管レーザー治療
これらを佟医師が血管の状態を丁寧に診察したうえで、患者さま一人ひとりの状態に応じておすすめします。審美的な観点と医療的な安全性の両面を考慮した施術を行います。
「全ての血管を触っていいわけではありません」
【症例紹介】ハンドベインのBefore & After
当院には多数の症例写真があり、患者様の許可のもとで一部を掲載しています。
写真には以下のような変化が見られます:
- 治療前:手の甲に浮き出た青黒い静脈
- 治療後:自然で若々しい手元
※効果には個人差があります。
目に見える変化を、ぜひご自身の目で確かめてください。
このようなクリニックにはご注意ください!
ハンドベイン治療は見た目の改善を目的とする美容治療であると同時に、血管という医療領域を扱う繊細な施術です。以下のようなクリニックでは、思わぬリスクを抱えることもあります。
❌ 美容クリニックで医療知識の乏しい施術者が対応
- 静脈の構造や役割を理解していないまま血管を処理されると、将来的な採血や点滴に支障が出る恐れがあります。
❌ すべての血管を処置してしまうような無差別な対応
- 血管を「見た目だけ」で扱うと、必要な静脈までなくしてしまうリスクがあります。
❌ 経験が浅く、医師が施術しない場合も
- ハンドベインは血管に対する高い知識と審美眼が求められる施術です。経験豊富な医師の対応かどうかを確認しましょう。
ハンドベイン治療は見た目と医療の両立が求められる繊細な施術です。静脈構造を理解しない施術者による治療や、必要な血管まで処理してしまう対応には注意が必要です。信頼できる医師が対応しているかを必ず確認しましょう。
【当院が選ばれる理由】血管外科専門の医師による、美しさと安全性の両立
血管外科専門クリニック「大阪静脈瘤クリニック」院長の佟(トウ)医師が診察から施術、アフターケアまで一貫して対応。
患者様の将来を見据え、必要な血管を守りながら美しさを取り戻す治療を行っています。
「全ての血管を触っていいわけではない」
医師としての責任と審美的なこだわりの両立をポリシーとしています。
佟医師は国内外の学会でも発表を行い、常に最新の知識と技術を治療に反映しています。






ドクター紹介

手の血管が気になり始めた方へ。
見た目の変化はもちろん、将来の健康も見据えた判断が大切です。どの血管をどう扱うか――それは経験と知識が必要な領域。だからこそ、まずは血管専門クリニックの医師に相談してみてください。私は、丁寧なカウンセリングからデザイン、施術まで、一例一例にこだわりを持ち、心を込めて対応しています。“全ての血管を触っていいわけではない”という信念のもと、将来の点滴や採血のことまで考えた治療をご提案しています。
手の甲の血管は必ず一度私にご相談ください。
大阪静脈瘤クリニック 院長
佟 暁寧(トウ ギョウネイ)
よくある質問(FAQ)
Q:治療は痛いですか?
A:静脈麻酔を使用するので、痛みはほとんどありません。治療後の痛みも、通常は1週間程度で徐々に落ち着いてきます。日常生活に支障をきたすことは少ないです。
Q:ダウンタイムはありますか?
A:治療当日から日常生活は可能です。腫れや内出血が出る場合がありますが、個人差はありますが多くの方は数日で落ち着きます。
Q:費用はどれくらいですか?
A:自費診療でのご案内となります。レーザー治療は血管の本数に関わらず定額制です。詳しくは こちらの料金案内ページをご覧ください。カウンセリングでも明確にご案内いたします。
【まとめ】手元の美しさは、静脈専門の医師に相談を
ハンドベイン治療は、ただ血管を「消す」ものではありません。安全性・美しさ・将来の健康すべてに配慮して判断する必要があります。
大阪静脈瘤クリニックでは、見た目の改善はもちろん、長期的な健康にも配慮した治療を行っています。
まずは、お気軽にカウンセリングにお越しください。

この記事の監修者
院長 佟 暁寧